ニキビに悩んでいませんか？
「治らない…」「いつまで？」「そもそもどっち？」などなどニキビ肌は疑問だらけですよね。
そんな悩めるあなたのために【大人ニキビ】と【思春期ニキビ】について記事にしました。
ニキビは年齢や生活習慣に関係なく誰にでも起こり得る皮膚トラブルです。
この記事では、大人ニキビと思春期ニキビの違いやケア方法について詳しく解説していきます。
【大人ニキビ】と【思春期ニキビ】。あなたはどちらに近いですか？ を最後までお楽しみください。
このブログの管理人kurumiと申します。現役セラピストとして毎日カウンセリングしています。肌悩みを抱える多くの女性に寄り添ってきました。誰もが前向きに毎日を送れるようなゆるっとストレスフリーな肌作りのポイントをお伝えできたらと思います。
【思春期ニキビ】と【大人ニキビ】
【思春期ニキビ】とは？
思春期ニキビは、10代の若い時、思春期に多く見られるニキビの一種です。
成長期になるとホルモン分泌が多くなり、皮脂の過剰分泌や毛穴の詰まりが起こりやすくなります。
カラダが成長するにつれ皮脂の分泌も多くなってくるにも関わらず
きちんとした洗顔の基本ができていない時に起こりやすいニキビです。
10代の頃は運動する機会も多く比較的、汗皮脂が出やすい年代ですね。
入浴もシャワーのみ、という10代も多く、バスタブに浸かるよりも比較的毛穴が詰まりやすくなります。
【思春期ニキビ】の出やすい部位
主に額や鼻、あごなどTゾーン（額と鼻の間、およびあご）に発生しやすい傾向があります。
Tゾーンは皮脂分泌の多い部位です。
汗皮脂の多い部分はニキビが出来やすいようです。
【大人ニキビ】とは？
大人ニキビは、思春期が過ぎて20代以降に発生するニキビのことを指します。
ストレスやホルモンバランスの乱れ、生活環境の変化などが原因とされます。
10代ほどたくさんの汗皮脂をかく機会は少なくなりますよね。
むしろほとんど汗は出ません、という女性が増えています。
スキンケアの基本もできているはず…。
それなのになぜニキビが増えるのでしょうか？
大人ニキビもニキビの出来る時の仕組みは同じなのですが、
ニキビの出来る原因が異なるので、これまでニキビの出来る肌質ではなかった人も大人ニキビができてしまうのです。
【大人ニキビ】の出やすい部位
主に顎や口周り、あごのラインなどに発生しやすく、
更に同じ部位にニキビが繰り返しできやすい傾向にあります。
この部位はUゾーンと呼ばれ、お顔の中でも乾燥しやすい部分になります。
乾燥しやすいUゾーンは皮脂分泌はさほど多くありませんが
ハードに落ちるクレンジング剤を長期使用すると更に乾燥しやすい部位でもあります。
思春期ニキビとは出やすい部位が異なりますね。
【思春期ニキビ】と【大人ニキビ】出やすい部位からどちらかを見分ける
それぞれの出やすい部位を比べると
思春期ニキビは皮脂分泌の多い部分であるTゾーン、
一方
大人ニキビは顔の中でも頬・口周り・フェースラインといった乾燥しているUゾーンです。
お分かりでしょうか？
皮脂分泌の多いTゾーンに集中して出来るようであれば思春期ニキビ
Uゾーンといった乾燥している部位にまばらに出来やすい場合は大人ニキビの可能性が高いと言えます。
【思春期ニキビ】と【大人ニキビ】の違い
そもそも乾燥しているのになぜニキビができるの？
と疑問に思ったことはありませんか。
思春期ニキビと比べ、大人ニキビは
“ ニキビ ” ➕ “ 肌荒れ ” を同時に起こしています。
“ 肌荒れ ” とは
肌が 疲れ、乾き、乾燥して弱っていること。
肌は弱るとダメージを受けやすいのです。
例えばカラダで言うと
喉が渇く→喉がイガイガする（菌の侵入）→喉が枯れる→声が出ない、風邪などの不調
というふうになりますよね。
肌も同じことが起こります。
肌が乾燥している→アクネ菌が増えると負けやすい→違和感→肌荒れを起こす
といった感じです。
肌の乾燥はあらゆる肌の不調を引き起こし、肌悩みの原因となります。
このように
思春期ニキビと大人ニキビの大きな違いとして
大人ニキビは 同時に肌荒れを起こして肌が弱っているから
なかなか治らず長期に渡り、次々にニキビが出てくるのです。
【大人ニキビ】…ではなぜ肌が弱るのか？
肌が弱って肌荒れを起こす原因の一つとして血流の低下があります。
血液の流れが滞りがちになると肌の新陳代謝（ターンオーバー）が乱れます。
肌は血液から酸素と栄養をもらって栄養を隅々まで行き渡らせるので滞ると肌に必要な栄養が行き渡らず新陳代謝が落ちるのです。
血流を低下させる要因を次にご紹介します。
【大人ニキビ】を引き起こす入浴
女性が血流を上げる有効な手段として運動や入浴があります。
運動はなかなか時間が取れないと出来ませんが
唯一、時間がなくても運動の苦手な方でも一律に一日一回血流を上げることができるのが入浴。
ゆっくりバスタブに浸かるとじんわりカラダが温まります。
ただ、シャワーはバスタブに浸かるほどカラダを十分に温めることができません。
あなたはシャワーばかりになってはいませんか？
【大人ニキビ】を引き起こす食生活
食事はどうでしょう
冷たい飲み物をよく飲んだり、パンや麺類に偏った炭水化物多めの食事、食事制限のダイエットなどは
栄養バランスの乱れやカラダの冷えを引き起こします。
栄養バランスが乱れ、更にカラダが冷えると血流が悪くなり新陳代謝が乱れやすくなります。
また、糖分や脂質がカラダを冷やすことも。
カラダが冷えると新陳代謝が悪くなるだけでなくカラダの疲れも残りがちになります。
【大人ニキビ】を引き起こす睡眠
肌と睡眠が密接な関係にあることはよく知られていますね。
お肌のゴールデンタイムは 夜10時〜深夜２時とも言われています。
お肌のダメージを修復する役割を持つ成長ホルモンは睡眠中に作られ、血液にのってカラダに運ばれます。
睡眠不足が続くと肌も不調が続きますよね。
また、寝る前に携帯をついつい長時間見てしまう方も多いのではないでしょうか。
スマホやパソコン画面から発するブルーライトも睡眠の妨げだけでなく肌への悪影響も懸念されます。
【大人ニキビ】を引き起こすストレス
大人ニキビの原因の一つとしてストレスがあります。
ちゃんとスキンケアしてるのになぜニキビが出来るの？
と思う方もいらっしゃるのではないでしょうか
うまくストレスを発散しながら過ごせればいいのですが
過度のストレスはとてもお肌に影響します。
皮膚の血管が収縮すると血流が悪くなります。
このことが影響して冷えや新陳代謝の低下を引き起こします。
また、ストレスを取り巻く環境からすぐに抜け出せない場合は大人ニキビが長期化することもあります。
【思春期ニキビ】のスキンケア
【思春期ニキビ】のスキンケア：洗顔
過剰に出る皮脂のうち、必要な皮脂を残し、余分な分だけきちんと洗い流すことが大切です。
この時に泡の洗顔フォームを使い、
①泡をしっかりと泡立てること
②直接掌を押し付けるのではなく、泡を優しく肌に押し付けるようにすること。肌の上で泡が転がるように軽く揺らすこと
③ぬるま湯でしっかり洗い流すこと
がポイントです。
泡立てネットや泡立て器もおすすめです。
【思春期ニキビ】のスキンケア：保湿
思春期である10代はコラーゲンや肌の潤い成分は自身がしっかり持っています。
必要以上に美容液など入れなくても、肌本来の機能を取り戻すだけでキレイになるでしょう。
ただ化粧水（ローション）については、肌に水分をしっかり補給してあげると
毛穴が締まりやすくなります。
毛穴が締まると汚れが溜まりにくく、菌が繁殖しにくくなるのでニキビ予防にもなります。
何より、毛穴レスな肌で見た目もキレイですよね。
化粧水を使用する際にはコットン使用がおすすめです。
ニキビ肌の時は自分の皮脂もベタベタと気になりますよね。
しっかり水分を入れてあげることで肌の上では水分と油分のバランスが取れて
触り心地がサラサラととても気持ちよくなります。
【大人ニキビ】のスキンケア
【大人ニキビ】のスキンケア：洗顔
メイク落としのクレンジングはハードに落とすアイテムは厳禁です。
乾燥しがちな弱ってる肌はいかに潤いを残せるかが洗い方のポイントになります。
潤いを残しつつ、メイク料だけを浮かせるものを選び、
少し、ゆっくり時間をかけて優しく触ってあげましょう。
クリームタイプのクレンジングがおすすめ。
泡だての洗顔は思春期スキンケアと同じになります。
【大人ニキビ】のスキンケア：保湿
思春期ニキビと違って同時に肌荒れを起こして弱っている大人ニキビの肌を立て直すには
しっかりと水分、油分、栄養を補給していくのが大切になります。
ニキビの部分をあまり触らないようにする方も多くいらっしゃいますが
自力で立ち直れない大人ニキビの肌は優しく触って、ケアしてあげる方が良いでしょう。
水分の入れ方は思春期ニキビのやり方と同じ、
更に乳液とクリームで水分を逃さないように蓋をして保湿しましょう。
なかなか自己判断が難しいのが大人ニキビ
専門の機関やクリニックでカウンセリングを受けてみるのもおすすめです。
【大人ニキビ】と【思春期ニキビ】。あなたはどちらに近いですか？ 《 まとめ 》
【大人ニキビ】と【思春期ニキビ】。あなたはどちらに近いですか？ 解説していきました。
いかがだったでしょうか？
【思春期ニキビ】は比較的若い肌に起こるニキビ、そして
【大人ニキビ】はニキビだけの問題ではない
ニキビ✖️肌荒れ と２つの要因があるためになかなか治りにくいということがわかりました。
それぞれのケア方法もお分かりいただけたでしょうか？
ぜひ試してもらえると嬉しいです。
このブログでは悩める肌について他にも記事をご紹介していますのでよかったらご覧ください
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